【21歳男子学生でも泣けました！】Netflixオリジナル映画『泣きたい私は猫を被る』

　この映画をただのアニメーション映画だと思って見ないほうが良いと思います。

　あらすじ

　主人公の美代（ムゲ）は周りに気を使いすぎて、一度人間をやめたいと思ったことがきっかけで、被ることで猫になれるお面をもらい、好きな人に毎日会いに行っていた。

しかし、そのお面は時間が経ち人間に戻りたくないと思うと、寿命を吸い取られ人間に戻ることができなくなってしまうというものだった。

　人間に戻るのか戻らないのか、好きな人に自分の思いを伝えることができるのか、だれも信用できない女の子がどのような選択をするのか。。。。

美代（ムゲ）：志田未来　　日ノ出：花江夏樹

　感想

　アニメーション映画を今までいくつも見てきましたが、この作品もメッセージ性が強く心に響いたのでとても良かったです。

　私が特に感じたメッセージは「思っていることは素直に伝えたほうが良いという事」美代にも美代が好きな男の子にも、自分の思っていることが言えずに悩むシーンが出てくるのですが、どの場合も共通できるのが失ってからでは遅いという事でした。

　私も周りに気を使っていて、自分を押し殺すことも多々あります。ですが、この映画を見て、言わないと後悔するなら絶対に気持ちを伝えるべきだと改めて気づけました。

主人公の心境の変化は誰でも感じたことのあるものだと思ったので、主人公に対して感情移入がしやすいです。何か言えないことを抱えている人はこの映画を見てみても良いかもしれません。

　ネタバレになってしまうので、あまり書くことはできませんがこの映画の主題歌であるヨルシカさんの『花に亡霊』がとてもあっていて、切ない感じが溢れてくる映画でした。また、エンドロールに出てくるまで主人公の声が志田未来さんだと気づきませんでした。それくらい映画に没入していたのかもしれません。

拙い言葉で分かりにくかったと思いますが、映画自体は本当に良かったのでぜひNetflixでご覧ください。